マーケティング

遊べる本屋「ヴィレヴァン」は本雑貨の販売だけでなく「体験価値」を売っている

名古屋市内の千種のイオンモールに入っているヴィレッジヴァンガード、いわゆるヴィレヴァンに行ってきた。

店は相変わらず雑然としてカオスな感じ。

でも、どこか入って色々見たくなる雰囲気を醸し出している。

ヴィレヴァンって、謎の無駄感やワクワクした世界観を、パロディ商品と共に作っている本屋、雑貨屋さんです。

ヴィレヴァンは、遊園地などと同様に、ユーザーに実際にヴィレヴァンという雑然とした「世界観」を楽しんでもらう「ユーザー体験」を売りにしている。

謎のレトロアーケードゲーム

とりあえず入って見てすぐに目に入ったのは、6万円くらいのアーケードゲーム機。

残り2台と書いてあるが、「完売」という札が貼られており、すでに売却済らしい。

店員さんに聞いてみると、会社の中に福利厚生としておく会社が買っていくようです。

休憩室に置いておくとか、そういう使い方みたいです。

このアーケードゲームのポップ見てください。

「100円がなくても遊び放題」

このキャッチコピー、いわゆる「オファー」はとても優れていると思います。

ゲーセンのゲーム機が、使いたい放題。

60000円÷100円=600回遊べば、元が取れるということです。

(600回も一人で遊ぶかはともかく笑、会社で複数人で共有して使うなら全然ありなオファーです)。

それなら安いのでは?と思わせる価格の見せ方としてうまい。

食べる削り鰹節

その後、左に謎のお菓子コーナーが見える。

お花見向けのお菓子コーナーで、謎の商品を発見。

鰹節を厚く削っただけの、商品っぽい。

とにかくヴィレバンはポップが面白い(笑)

  • 「反則級にうまい」
  • 「生ハムですか?」

など注目を集める工夫が凄まじい。

ヴィレヴァンの社員さんやアルバイトの方、コピーライティングの本を絶対に読んでいる。

ちょうど花見のシーズンなので、これを買って持ってくと仲間に喜ばれそうなウケるお菓子です。

ところで、

  • 「生ハム」
  • 「おにぎりパスタなどに入れて」

という記述から、

「単なる鰹節を削っただけ出ない、値段以上の価値」があるような雰囲気を作り出している。

しかも「食べる」という記述もうまい。

「通常そのまま食べないが、この削り節は特別で、高級」という体である。

昔流行った「食べるラー油」と同じ切り口である。

なんでもない調味料や薬味の物を、切り口や見せ方を変えて販売している事例です。

昔流行った曲のリメイクCD

ヴィレヴァンは、ドンキホーテと同様に、あえて整然と商品を並べない陳列方法をしている。

ところで、ドンキホーテに行ったことありますか?

狭い店内にジャングルのように、商品を陳列している方式。

あえて、お客さんを迷路に迷い込ませる売り場の設計にしている。

雑然とした、陳列方法をすることで、お客さんに宝探しのような感じのワクワク感を体験してもらうことを売りにしている。

まさに、遊園地のアトラクションと同様に「体験価値」を提供しているのだ。

こちらの懐メロCDも、雑然とした陳列の中に突然ポツッと、出現したのでお宝を見つけた気分にさせられた。

内容はすっかりと忘れたけど、流行ったドラマの主題歌が収録されている商品。

ヴィレヴァンは、こういうリメイクCDの売り出しが超好きみたいで、よく見ます。

ライティング・カオナシ

この謎の無駄感。

ランタン、ライトとして使えるようです(笑)。

「コピー商品も出回る大人気商品!」

このコピーだけで、お客さんの注目は引くことができる。

コピーが出回るくらい、人気の商品ということなので、かなり強めのキーワードである。

懐メロCDや、謎のライティングカオナシという無駄感満載の商品をみて、まさにヴィレヴァンの本質を表しているなと感じた。

ところで、そのヴィレヴァンの商売の本質とは?

ヴィレヴァンの商売の本質

ところで、ヴィレヴァンは、正直絶対買うべき生活必需品は売っていません(生鮮食品が売っている訳でもなく)

しかも、値段も特段安い訳ではありません。

普通、買い物はできる限り安く生活必需品を購入するもの。

あなたには、そういう価値観があるのではないですか?

ただ、ヴィレヴァンはそもそも発想が逆なのです。

面白いポップや、謎のくだらない商品の陳列で、楽しい世界観を構築しています。

あえて、無駄なものや面白い物を陳列することで、世界観を商品として、売っているというのが適切な表現です。

醤油入れると色が変わる小皿

最後に紹介するのは、雑然とした棚の影でたまたま見つけた、醤油を入れると色がわかって猫が浮き出る小皿です。

これめちゃ可愛いです。

ヴィレヴァンの無駄感ある世界観と、色が変わるというエンタメ性も合間って非常に面白い商品ですね。

実際に買ってみて、色が変わるか見て見たい!と思えるし、値段も400円程度と手が出しやすいので、ついつい買ってしまう人も多いはず。

結局、醤油入れると色が変わる小皿を買った

いい感じ!

まとめ

ヴィレヴァンは、

  • 謎感、無駄感満載の楽しめるエンタメ要素のある世界観を商品として売っている
  • あえて、高額で必需品でないものを売っている
  • 個々の商品自体は、その世界観を作るためのサブ的要素

ということでした。

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