ブログ起業アドバイザーのながしです!(⇒プロフィール)
今回は、前田裕二さんの著書
メモの魔力に関して。
第1章の「メモで日常をアイデアに変える」
という部分について。
【動画にしました↓↓】
ここが本書のコアな部分なので、深掘りしたい。
第1章をざっくりいうと
- 知的生産のためにメモは必須
- 知的生産メモのためには、フレームワーク(具体→抽象→具体の考え)をマスターすべし
という内容。
以下では詳しくみていきます。
メモは単なる記録ではない

メモと聞いて、
大半の人は、作業の記録という認識でいる。
例えば、
人から指示された作業を、間違いなくやるためにメモを取るとか。
しかし、前田さんのおっしゃるメモを取るとは、
記録ではなく、
よりクリエイティブな発想をするための、
知的生産のためのメモのことだ。
知的生産とは、
単純作業ではない、AIに代替されにくい、
アイディアに付加価値を付けたり、
人間でないとできない作業のこと。
知的生産メモを取ることで起こる5個のこと
知的生産メモを実践することで
- アイデアを生み出せるようになる
- 情報を素通りしなくなる
- 相手のより聴き出せるようになる
- 話の枠組みを把握する能力が増す
- 曖昧な言葉を言語化できる能力が増す
というメリットがある。
知的生産メモのフレームワーク

知的生産メモをするためのフレームワークが存在する。
それは、
- 事実をピックアップする
- それを応用可能なくらいに抽象化する(公式化する)
- さらに自らの行動に転用する
これだけだ。
大阪人におまけをつけるとよく売れる話
本には、大阪の人に、チラシなどにおまけの飴をつけると、
たくさんの人が受け取ってくれるいう事例が載っていた。
東京よりも大阪の方が、飴付きのグッズは3倍反応がいいのだそうです。
そこから、大阪人はオマケに弱いのでは?という仮説が立ちます。
さらに、
大阪人はわかりやすいメリット訴求に弱いのか?
という仮説も立ちます
こんな感じで抽象化していきます。
さらに、前田さんは、
SHOWROOMに転用できないか?という視点でも書いています。
わかりやすいメリット訴求に弱いなら、
SHOWROOMにもっと課金してくれるはず。
でも、大阪の人は課金率が低い。
しかし、面白いものにはしっかりとお金を払う文化がある
例えば吉本新喜劇とか。
ということは、面白くてわかりやすいメリットがある場合なら、
大阪人はお金をバンバン使うのでは?
という仮説もたつ。
わたしが実際にフレームワークを実践してみた

最近、法人向けにWEB集客コンサルティング業をやろうと思っている。
実際に、すでに事業としてやっている人の話を色々きいてみた。
ファクトベース
法人営業では、まず決済権者とどう知り合うのか?
集客に関してがかなり難しい。
うまくいっているorうまくいっていない事例を列挙すると、
- iタウンページからリストを取って、テレアポをすると5%くらいの確率でアポイントできる
- 異業種交流会などで知り合って、そこから仲良くなって集客コンサルを営業する
- 商談は直接会った方が成約率は高い
- 集客コンサルを営業するにも、まず何かしらアピールできる数字を作ることが大事
- 飛び込み営業は全くアポイントに繋がらない
- 一社コンサルをして、その後紹介で仕事が増えていく。
- 手書きで手紙を書いて、その手紙が届いたかどうか確認の電話をする
というもの
抽象化ベース
iタウンページからのテレアポリスト
→これって、HPを載せていない事業者が載せている。ということは、ITに疎い。
ITに疎いお客様ということは、
こちらの話も聴いてくれる可能性が高まるのでは?
という仮説が立つ
異業種交流会などで知り合って、そこから仲良くなって集客コンサルを営業する
商談は直接会った方が成約率は高い
→これは、法人ほど契約に慎重なことの示唆。
リアルな繋がり、信用の大きさや信用の有無を非常に重視している。
集客コンサルを営業するにも、まず何かしらアピールできる数字を作ることが大事
→やはりお客様は実績をすごく重視している。
転用ベース
自分の場合に適用するなら?
人は信頼関係のない人に仕事を発注したりしない。
特に法人の場合は、決済権者は非常に慎重。
信頼関係の構築のために、まずは普通に友達になる方がいいはず。
そのためには、コミュニティに入る方がベスト。
ということで、わたしはToBの営業の一環で、商工会議所に入ることになった。
そこに所属していることで、一定の信頼はえられる。
受注に繋げやすくなる。
また、iタウンページの事例から、客層を絞ることが大事とわかる。
わたしのコンサルを受けたい、上場企業は残念ながらいない。
なので、事業規模が30人弱くらいの小規模事業主がターゲットだ。
これってナンパとかでも同じで、自分が相手にしてもらいやすい層をしっかりとターゲティングして、
客層を絞ることが大事であることがわかる。
まとめ
以上より、前田裕二さんのメモの魔力をまとめると、
- 知的生産のためにメモは必須
- 知的生産メモのためには、フレームワーク(具体→抽象→具体の考え)をマスターすべし
ということで、自分の場合に適用するとすごくクリエイティブな発想が生まれる!
ということでした。